2019 / 11 / 08
Exhibtion

時の経過を知らせる、琥珀色とセピア。
at.tentplant

 

 

 

「時の経過を知らせる、琥珀色とセピア。」

 

砂糖が焦げてカラメルになるように

 

本のページが日にあたり焼けていくように、

 

色あざやかな花が朽ちて色褪せるように

 

ブラウンという色は

 

時の経過を知らせる色だと思う。

 

 

 

新柄のブラウンをテーマにしたスカーフと

[時の経過]をテーマにした色と言葉を使った

アートワークを展示。

 

 

 

 

 

 

 

本展示ではスカーフだけじゃなく、

時間が経過しても忘れたくない風景や想いを

色と言葉で「記憶の標本」にしたものを制作。

理科の実験に使われるスライドガラスに

絵具を挟みラベリングしたプレパラートにして展示しました。

 

 

 

 

 

 

 

自分でギャラリーを探して、

会期中ずっと会場にいたのは実ははじめてで、

大学からの友達、仕事関係の方々、

最近知り合った友達が一つの空間に集まった時は、

なんか結婚式の時みたいな感覚に陥りました。

 

 

自分に「作る」ということに対する

執念みたいなものがあったおかげで、

自分自身が救われているんだなぁと実感し、

どうがんばってもうまくいかないものごとは、

避けようがなく、肩を落とすことが多いですが、

自分には「作る」ということで色々な感情を

補っているような気がしていて、

そのことを実感する展示でした。

それ以上に足を運んでくださった皆さんの表情や

嬉しいお言葉にすこぶる救われました。

これからも作ることは続けていきたいものです。

 

 

 

会期 | 2019118 – 1114

会場 | tentplant

東京都渋谷区神宮前3-38-11 原宿ロイヤルビル2B

web | http://tentplant.com